訃報 ニキ・ラウダ氏 70歳で他界
こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。
5月21日(火)、普段どおりに職場でテレビを観ながら弁当を食べていました。
そんな中、そして突然、普段はテレビから聞き慣れない言葉を拾いました。
「ニキ・ラウダ」
「!? 何でニキ・ラウダの名前が?」と頭の中で考える先に、映像で「他界」という文字を見てしまいました。 5月20日(月)、「ニキ・ラウダ氏」が他界されました。
私が「ニキ・ラウダ氏」を知ったのは、映画「ラッシュ」がきっかけです。
映画館で観たので、2014年2月1日(上映初日)以降でした。
「当時は酷い事故があったのだな」程度しか思っていなかったと思います。 というのも、恥ずかしながら2014年は「まだF1を観ていなかった」のです。
私が初めてF1を観たのは、2016年 日本グランプリです。 そこからF1の魅力、奥深さにハマってしまい、翌2017年からDAZNを契約しリアルタイムで観るようになりました。
2017年、ふとF1中継を観ていると、メルセデスのトト ウルフの隣に「ニキ・ラウダ氏」と書かれているではありませんか。 そう、私は「ニキ・ラウダ氏」が現役でF1に携わっていた事をこの時初めて知ったのです。 私の中の「ニキ・ラウダ氏」は、あくまで映画の中の主人公であって、勝手に「過去の人」にしてしまっていたのです。
今考えれば何とも失礼な話です。
F1公式ページでは「ニキ・ラウダ氏」の訃報を伝えています。
Formula 1、CEOであるチェイス・ケアリー氏を始め、FIA会長であるジャン・トッド氏が「ニキ・ラウダ氏」のドライバーとしての功績とFormula 1発展の為に尽力してくれた事に感謝を述べられています。
特に印象に残ったのは、メルセデスチーム代表であるトト・ウルフ氏からのコメントです。
「メルセデスチームは輝ける人を失った。 チームメイトとして6年と半年、あなたは残酷なまでに正直で、忠実な方でした。 ニキ、あなたは本当にかけがえのない人です。 あなたのような方は決していないでしょう。 あなたをチームの会長として迎えられ、我々は光栄でした。 そして私にとっては、「友」と呼べる事が何よりの特典でした。」
訳がイマイチですが、私にはトト・ウルフ氏がこう言っているように聞こえます。
常に「ニキ・ラウダ氏」とトト・ウルフ氏は2人で映っているイメージです。
御遺族の方とともに、トト・ウルフ氏の心中をお察しします。
ドライバーズチャンピオンを3回獲得し、後にフェラーリ、ジャガー、そしてメルセデスでF1に貢献されました。 きっとメルセデスだけでなく、「ニキ・ラウダ氏」の貢献は、色々なところで活かされると信じています。
一F1ファンとして つつしんで哀悼の意を表します