フェラーリのチーム代表アリバベーネ氏 フェラーリを去る
こんにちは、自宅警備員(エア社員)です!
本日はスクーデリア・フェラーリチームで動きがあったので記事にします。
目次
フェラーリのチーム代表アリバベーネ氏 フェラーリを去る
アリバベーネ氏がフェラーリを去る理由とは?
驚きました! というのと、「やっぱりそうか」と言うのが正直な感想です。
2018年末にはヨーロッパの某サッカークラブ、ユベントスの監督になるとか話は出ていましたね。
昨日の報道では「前半戦に最速のパッケージを持っていたにも関わらず、ドライバー、コンストラクターの両タイトル獲得ができなかったのでチームを去った」と記されています。
また夏休み後の後半戦ではパッケージの開発が思うように進まず、ハミルトン率いるメルセデスに負けてしまった、とも。
言いたいのは「前半戦調子が良かったのに負けた、さぁ誰のせいでしょう?」という事でしょう。
アリバベーネ氏は直近の10年の間でフェラーリが1番調子が良かった時代を、リーダーとしてチームを引っ張ってきました。 しかしリーダーとして上手くやっていたかどうかは疑問と言われています。
後任はマティア・ビノット氏
最終的にテクニカルディレクターのマティア・ビノット氏とアリバベーネ氏の不仲説がうたわれました。
フェラーリ代表のセルジオ・マルキオンネ氏の訃報を受け、フェラーリ代表として就任したジョン・エルカン氏になり、アリバベーネ氏のポジションが危うくなりました。
また故マルキオンネ氏はビノット氏に信頼を置いており、来シーズン、2019年は彼にチームを引っ張って欲しいとも言っていたようです。
このビノット氏は20数年に渡りフェラーリに在籍しており、2015年の少し前からパワーユニットの開発を任されるチーフ オペレーティング オフィサーをしており、今日のパワーユニット開発に大きく携わりました。
ウィンターテストまであと数週間。 この段階でのチーム代表交代は理想からかなりかけ離れています。
またテクニカル面とチーム内でのビノット氏は一目置かれていますが、ビジネス(商業)を含むチーム代表としてこれからやっていけるのかは、まだまだ不明瞭です。
フェラーリ 開発ドライバー
2018年は主に2人の開発ドライバーを持っていたフェラーリ。
- ダニール・クビアト (元Toro Rossoドライバー)
- アントニオ・ジョビナッツィ(正式にはザウバーの開発ドライバー)
2019年シーズンは、
- ダニール・クビアト トロ・ロッソドライバー
- アントニオ・ジョビナッツィ ザウバードライバー
となった為、優秀な開発ドライバーを失います。
そこで白羽の矢が立ったのがパスカル・ウェーレイン。
2016年はマノー、2017年はザウバーでドライバーをしていましたが、2018年はメルセデスの開発ドライバーでした。
しかし2018年末、メルセデスのジュニアプログラムを去り、フリーとなりました。
2019年はシュミレーターでフェラーリをアシストします。
2019年ドライバーラインナップはこちら↓
まとめ
色々な動きがあるフェラーリチーム。
一方安定しているのはメルセデスとレッドブルですね。 チーム代表が変わることなく常にトップチームとして君臨しています。
フェラーリの不仲説は確かに耳にしていましたが、まさかこのタイミングで放流とは。。。
しかし思うのは「ヨーロッパの文化は簡単に人を切れる」という事です。
「生涯雇用」なんて事は鼻からなく、本当に「実力主義」ですね。
「結果が残せなければ変える」。 ある意味、理に適っていると思います。
「もっと日本もこの文化を入れたらいいじゃないか」と思うところもあります。
逆に競争が激しいからこそ短時間で結果を残せる人は重宝されるんですね。
それではまた自己啓発,F1,本,ガジェット,ガンプラ,英語等についてゆる〜く発信していきます! 読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m