F1 2020年に新グランプリ ベトナムグランプリを発表 会場施工
こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。
さて、昨年から発表されていましたが、来年2020年に新しいグランプリが始まります。
その工事が着手され、F1公式ホームページではトラック内容が発表されています。
F1がリバティメディア運営になって記念すべき、最初の新グランプリ開催地となりました!
2019年にはアメリカ マイアミグランプリが予定されていましたが、政治上の都合もあり、早くても2020年開催が予定されています。
どちらのグランプリが先に開催されるか、未だ分かりませんが、グランプリが増えるというのは嬉しい限りです!
F1 2020ベトナムグランプリ詳細
開催場所
ベトナム ハノイ
ハノイはベトナムの首都で人口約778万人。 日本からは飛行機で約6時間の場所です。
ハノイは「川の中の街」という意味で、旧名はタンロンと呼ばれ、その意味は「昇っていく龍」を表しています。
コース、サーキット
出典: F1 Official web
出典: F1 Official web
全長: 5.565km
コーナー数: 22
F1カレンダーではモナコ、シンガポール、アゼルバイジャンに次ぐ4つ目の公道コースです。 また、アジアでは中国、日本、シンガポールに次ぐ4つ目のグランプリとなります。
この公道サーキットは、公道の特徴と、街の地形に沿ったレイアウトの融合を目指しています。
定番の90度角の交差点を使わず、ホイールトゥホイールのバトルが出来るように、そしてドライバーからも攻めがいのあるコースにしたいという目的の下に設計されました。
出典: F1 Official web
ニュルブルクリンクを意識した1 - 2コーナーのようです。 解説では、1コーナーへの進入速度は295km/hから90km/hへハードブレーキング。 そこから曲がりこむようなターン2は恐らくかなりのGフォースがかかっていると思います。
コース幅は15-20mになる予定で、複数のラインが交差し、オーバーテイクするポイントの一つです。
出典: F1 Official web
モナコの1 - 2コーナーのような上りながらの高速コーナー区間に似ています。
このターン12からは今まさに道路を作っている最中で、まだ実在しません!
出来上がってみたら全く違うコースになってた、なんて事はないか。。。
出典: F1 Official web
鈴鹿の2 - 6 コーナーの高速S字に例えられています。
ここも同じく建設が始まった道路です。 車幅は14mになる予定で非常にタイトでツイスティーになり、260km/hの速度で走り切る強力なダウンフォースが必要です。
最終コーナーであるターン22の車幅は14-15mになる予定で、最終コーナーの立ち上がりのライン取りが見ものです。
F1 2020 ベトナムググランプリを作るのはティルケ社
ヘルマン・ティルケ氏率いるティルケ社がこのベトナムグランプリのコースをデザインしています。
同社は現F1 カレンダーのほとんどのコース、サーキットをデザインしています。
バーレーン、上海、アゼルバイジャン、シンガポール、ロシア、アメリカ、メキシコ、アブダビグランプリは全てティルケ社が新設しています。
富士スピードウェイも同社によって改修されました。
ベトナムグランプリ サーキット特徴
何と言っても長いストレートです。
1.5km、800m、675mのストレートで低速、高速コーナーがそれらを繋いでいます。
1.5kmあるストレートでのトップスピードは335km/hになるとか(´・ω・`)
かなりのハイスピードトラックで、パワーユニットの全開率が高く、それだけPUにも負荷がかかりそうです。 2017~2018年までのF1はデプロイメント(バッテリーからエンジンへのサポート)管理が難しく、途中でバッテリーが切れパワーダウン、という事もありました。 その辺りの管理が勝敗を左右するのかもしれません。
公道コースはサーキットほど路面状態が良くない事が多いです。
2019年第一戦はオーストラリアの公道コースでした。 普段は公道なので、サーキットにはないゴミが落ちていたり、バンピーで路面グリップが低いコースです。
前年2018年のオーストラリアグランプリにて、セルゲイ・シロトキンのFW41のフロントブレーキインテークにサンドイッチが入っていたプラスチックゴミが詰まり、リタイアとなりました。
ベトナムグランプリにて、似たようなトラブルがない事を祈ります。
まとめ 【F1 2020 ベトナムグランプリ】
F1 2018年シーズンはフランス、ドイツグランプリが復活しました。 その一方、ペトロナスのホームであるマレーシアグランプリが失くなりました。
私がF1を観始めたのが2016年後半からで、新グランプリが増えるのは初めてのことです。
こんな機会、滅多にないのかもしれないですね(^_^;)
そのグランプリに向けて、2019年3月に工事が施工されました。
一つのグランプリを作るのにどれだけの人と時間がかかったのか。
そして忘れてはいけません、その中の1人に先日亡くなられたチャーリー・ホワイティング氏がいた事を。
同氏の意思を引き継ぎ、エキサイティングかつ安全なグランプリになればいいですね(^_^)
最後まで読んで下さり、ありがとうございましたm(_ _)m