Charlie Whiting(チャーリー・ホワイティング氏) 3月14日に逝去
こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。
本来であればあまりお伝えしたくない内容なのですが、F1を愛する者として、また彼の事を知って欲しいという意味も込めて、一つの記事にします。
出典:F1 Official web
F1 2019 オーストラリアグランプリの開催間近、開催3日前である3月14 日、F1のレースディレクターであるCharlie Whiting氏がお亡くなりになられました。 66歳でした。 静脈血栓塞栓症(エコノミー症候群)が死因だったと伝えられています。
3月13日(水)、オーストラリアのメルボルンで行われたイベントにも出席されており、ベッテルとはコースを一緒に歩いたとか。
突然の訃報はF1関係者を含む沢山の人に届き、悲しみに包まれた3月14日でした。
ウィリアムズのドライバーであるロバート・クビサは「F1のアイコンだった」とCharlie氏を例えて、その悲しみを表現しました。 また、「彼はF1の支えだった」と公式H.P.では伝えています。
1977年にヘスケスにメカニックとして入り、その後ブラバムに移籍。 81年には初めてチーフメカニックとなりネルソン・ピケの優勝を貢献しました。 同じく83年にも優勝。
1988年、FIAに入りF1の安全性を管轄する業務に徹し、1997年からレースディレクターとして活躍されました。
その功績は非常に多く、寛大で、優しくて、誰からも愛され、尊敬され、誰よりもF1の安全性を重要視した彼の後任は見当たりません。
言わば彼が各グランプリを現場でルールする存在であり、その采配はF1グランプリの歴史に残ります。
敬意を込めて、ご冥福をお祈り申し上げます。